日時:2024年9月9日(月) 18:00~20:30
場所:中央電気倶楽部 5階ホール/3階大食堂
講師:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 理事・副事務総長 櫟 真夏(いちのき まなつ) 様
テーマ:2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)について
今回は、オランダ王国マーク・カウパース総領事、オランダ経済省企業誘致局(NFIA)エド・デ・ロンデ駐日代表、山口プロジェクトマネージャー、兵庫県大江国際交流官をはじめ、45名の皆さまにご参加いただきました。講演は櫟 真夏様に、あと216日に迫った2025年大阪・関西万博についてご説明いただきました。国際博覧会の定義・歴史に始まり、2025年大阪・関西万博の概要、魅力・見どころを余すところなくお話いただき、お聴きの皆さまの万博への興味・関心を一気に搔き立てました。懇親会の冒頭では、9月1日にNFIAの駐日代表にご着任されたばかりのデ・ロンデ様にご挨拶いただき、続いてカウパース総領事に乾杯のご発声をいただきました。皆さまお話に花が咲き、楽しい時が流れました。
日時:2024年6月17日(月) 17:00~19:50
場所:中央電気倶楽部 5階ホール/3階大食堂
講師:テオ・ペータス駐日オランダ王国 全権公使
テーマ:Japan and the Netherlands, a personal perspective
本年度は日本政府代表 姫野勉特命全権大使ご夫妻、オランダ王国マーク・カウパース総領事ご夫妻、大阪府一坂国際交流監、兵庫県大江国際交流官、神戸市永峰国際課長、近畿経済産業局小橋国際連携推進室長、オランダ゙王国企業誘致局山口プロジェクトマネージャーをはじめ、63名の方にご参加いただきました。総会では、2024年度総会議案が書面決議によって、全て正式に承認されたことをご報告しました。また、永年会員表彰3名の表彰式を行いました。駐日オランダ王国大使館 テオ・ペータス全権公使には、ご自身の3回に渡る日本滞在を、当時の時代背景と日本とオランダの文化比較をユーモラスに話しいただき、大変興味深いものでした。殊にペータス公使夫人が突然壇上に上がられ、京都弁で日本の体験談をお話されたときには、皆が驚き喜びました。その後、懇親パーティーは、カウパース総領事ご挨拶、そして姫野大使の乾杯に始まり、お食事をしながら歓談に花が咲きました。恒例の福引も大盛り上がりでした。
日時:2024年1月16日(火) 15:00~19:30
場所:シマノ自転車博物館/楓林閣 堺店(懇親会)
内容:シマノ自転車博物館見学
<導入部>
「株式会社シマノの事業概要」 株式会社シマノ 執行役員 金井琢磨 様
「シマノ自転車博物館について」 シマノ自転車博物館 専務理事/館長 井上伸宏 様
平素よりご支援賜っている法人会員様を中心とした3回目の法人交流会に、オランダ王国 マーク・カウパース総領事をはじめ、31名の方にご参加いただきました。今回は法人会員でオランダにヨーロッパの事業拠点をお持ちの株式会社シマノ様とシマノ自転車博物館様のご支援とご協力で、シマノ自転車博物館の見学会が実現しました。導入部では金井執行役員様と井上館長様にお話しいただきましたが、改めて株式会社シマノ様はグローバル企業として、そして自転車・釣り文化振興の担い手として、素晴らしい理念を持ちながら世界に寄与されていることがよくわかりました。館内見学では、美術館のような館内、新旧自転車・部品の展示、また自転車愛に溢れる説明員の方に感動を覚えました。また、懇親会ではお話も弾み、法人会員様同士、親睦を深める場となりました。
日時:2023年12月4日(月) 15:45~19:15
場所:大阪大学吹田キャンパス 荒田記念館/銀杏会館
講師:大阪大学医学系研究科 神経細胞生物学 教授/大阪大学適塾記念センター センター長 島田昌一先生
テーマ:緒方洪庵の適塾と大阪大学医学部の成り立ち
見学:銀杏会館医学史料展示室/岸本記念医学史料館
今回の例会は、大阪大学吹田キャンパス内で開催し、大阪大学の関係者の方々含め、48名にご参加いただきました。ご来賓に、マーク・カウパース総領事、大阪大学理事・副学長 田中学様、大阪大学理事 泉谷八千代様をお迎えしました。島田先生には、大阪大学医学部の前身である適塾や徐痘館の設立、その開設に携わった緒方洪庵、洪庵の弟子・息子、そしてオランダ人教師 ハラタマ、ボードウィン、エレメンス、マンスフェルトたちの並々ならぬ努力で築かれた大阪大学医学部の成り立ちを、当時・現代の文献・映画のご紹介とともにお話いただきました。また、先生のご配慮で銀杏会館医学史料展示室/岸本記念医学史料館の見学もでき、大変興味深く、有意義なお時間をいただきました。その後、懇親会はカウパース総領事の乾杯のご発声に始まり、美味しいお食事と和やかな歓談を楽しみました。
日時:2023年9月5日(月) 18:00~20:40
場所:中央電気倶楽部 5階ホール
講師:マーク・カウパース在大阪オランダ王国総領事/オランダ王国総領事館 商務官
テーマ:「コモングラウンド」の新たな幕開け~2025 年大阪・関西万博へのオランダ参加に向けて~
今回は、オランダ王国マーク・カウパース総領事ご夫妻、日本政府代表 姫野勉特命全権大使ご夫妻、大阪府一坂国際交流監、兵庫県小林国際局長、オランダ王国企業誘致局山口プロジェクトマネージャーをはじめ、56名の皆さまにご参加いただきました。講演では、カウパース総領事に、2025年大阪・関西万博のオランダ参加に向けて、オランダパビリオンとそのテーマ “コモングランド”についてご説明いただきました。また、総領事館の万博担当商務官にも、“Road2Osaka”と称した万博期間中、開催後の取り組みについてご発表いただき、総領事と坂本会長によるパビリオンのモックにエナジーボールを置くセレモニーが行われるなど、私たちの万博への期待感を高め、興味が尽きることのない講演会となりました。その後、懇親会は姫野大使の乾杯で始まり、和やかなひと時を楽しみました。
日時:2023年6月16日(金) 17:00~19:40
場所:中央電気倶楽部 5階ホール/511号室
講師:姫野勉 政府代表/特命全権大使(関西担当)
テーマ:世界の中での大阪・関西とオランダ これまでとこれから
本年度はご来賓の日本政府代表/関西担当・姫野勉大使ご夫妻、オランダ王国マーク・カウパース総領事、兵庫県・大江国際交流官をはじめ、50名の方にご参加いただきました。総会では、2023年度総会議案が書面決議によって、全て正式に承認されたことをご報告しました。また、永年会員表彰1名の表彰式を行いました。姫野関西大使のご講演では、オランダや列強と日本の外交上重要な出来事の過去を振り返るとともに、未来に向けては、2025年大阪・関西万博におけるオランダパビリオンの「コモングラウンド」を基盤とした5つのプログラムテーマより、再生可能エネルギー、バイオ、再生医療、半導体のハイテクについてのお話をいただきました。Q&Aでは外交官としての実体験に基づいたお話を伺い、非常にリアルで興味深く、勉強になりました。懇親パーティーは、カウパース総領事の乾杯に始まり、お食事をしながらの歓談に花が咲きました。最後の福引では商品紹介がスクリーンに現れるとわぁーと歓声が上がり、盛り上がりをみせました。
日時:2023年3月2日(木) 14:15~19:30
内容/場所:
- 講演 「パナソックの人材育成について」組織・人材開発センター 森本素子所長
- 光雲荘(パナソニック松下幸之助創業者私邸)見学/パナソニック 組織・人材開発センター
- 懇親会/割烹 藤
平素よりご支援賜っている法人会員様を対象とした交流会に、オランダ王国 マーク・カウパース総領事をはじめ、33名の方にご参加いただきました。講演会の質疑応答ではパナソニックの人材育成について活発にご質問が寄せられ、注目度の高さが感じられました。光雲荘の見学では、松下幸之助創業者に想いを馳せながら一室々々をご見学いただきました。最後、懇親会の場ではお話も弾み、法人会員様同士、親睦を深めていただく場となりました。
日時:2023年1月17日(火) 18:15~21:15
場所:講演 あべのハルカス会議室/懇親会 銀座アスター 麺点庁
講師:ジャーナリスト・カメラマン ドゥィツ・キエルト様
テーマ:「1850年代以降の日本におけるオランダ外交拠点」
今回はコロナ感染者の増加がなかなか減らない中での例会でしたが、カウパース総領事をはじめ、32名にご参加いただきました。ドウィツ・キエルト様には、鎖国が終わった1850年代以降の日本におけるオランダ外交拠点の変遷について、地図や写真、絵画、公使館の設計図などの多くの資料を基にご講演いただきました。その緻密な調査と初めての知見に、私たちは驚きを隠せませんでした。懇親会は、カウパース総領事に乾杯のご発声(新年が明けて、干支が虎から兎に変わったことに纏わるお話など)をいただき、美味しい点心に舌鼓を打ちながら、大そう盛り上がりました。
ドゥイツ・キエルトが調査・研究および執筆をご担当…「出島から東京へ」
日時:2022年12月8日(木) 18:00~20:00
場所:中央電気倶楽部 講演 5階ホール/懇親会 3階大食堂
講師:ジャーナリスト(元日本経済新聞社 編集委員) 宮川 匡司(みやがわ ただし)様
テーマ:「憧れの長崎―江戸から幕末 西遊の偉才たち」
今回は、カウパース総領事、オランダ経済・気候政策省 企業誘致局 山口様はじめ、42名の皆様にご参加いただきました。宮川匡司様のご講演では、鎖国下唯一の開港地だった長崎を目指し、蘭学や美術、砲術、航海術など西洋の最新知識を得ようと旅した多くの偉才たち、中でも平賀源内、司馬江漢については、川原慶賀らが描いた絵画とともに詳しくご紹介いただきました。蘭学の中心地だった長崎で、吉雄耕牛に代表されるオランダ通詞や長崎の人が果たした大きな貢献に私たちは報いるべきとの宮川様の言葉が印象的でした。その後、懇親会はカウパース総領事に乾杯のご発声に始まり、和やかな歓談を楽しみました。
日時:2022年8月2日(火)講演 10:30~12:15/観賞 12:30~
場所:あべのハルカス会議室、大阪市立美術館
講師:大阪市立美術館 名誉館長 篠 雅廣様
テーマ:「オズの国のフェルメール〜ー画家のけなげな工夫〜」
今回は、コロナ感染防止対策をしっかり行った上での例会開催となりました。姫野関西担当大使ご夫妻、カウパース総領事ご夫妻にもご参加いただきました。篠名誉館長のご講演は、大阪市立美術館で開催中の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に併せたものでしたが、ドレスデンのお話、フェルメール、そして17世紀オランダ絵画の楽しみ方、更には美術館側の展示の見せ方・見どころなど多岐に渡る内容は、時間超過を感じさせないほど興味深いものでした。講演後のフェルメール展観賞が一段と楽しく、心に残るものとなりました。
日時:2022年5月30日(月) 17:00~19:30
場所:中央電気倶楽部 総会・講演会 5階ホール/懇親パーティー 3階大食堂
講師:マーク・カウパース在大阪オランダ総領事
本年度は、コロナ禍になってから2年ぶりの対面の総会・懇親パーティーとなりました。姫野関西担当大使ご夫妻、カウパース総領事とご令嬢にもご参加いただきました。総会では、2022年度総会議案が書面決議によって、全て正式に承認されたことをご報告しました。また、永年会員表彰1名の表彰式を行いました。講演会ではカウパース総領事に3つの題目、最新のオランダ事情、それに関係する総領事のお仕事の内情、2025年大阪・関西万博の展望についてご講演いただきました。その後、懇親パーティーは姫野大使の乾杯で始まり、久しぶりのリアルな再会で参加者の歓談も弾み、パーティー最後の福引まで大そう盛り上がりました。
日時:2021年11月17日(水) 18:00~20:00
場所:ホテルニューオータニ大阪 2階 鳳凰Ⅱ
講師:ペーター・ファン・デル・フリート駐日オランダ王国特命全権大使閣下
テーマ:"Japan - Netherlands relations: an update"
今回の例会は、新型コロナウイルス感染症がパンデミックを起こしてから、初めての「対面」の例会となりました。このような記憶に残る例会に、名誉会長であるペーター・ファン・デル・フリート大使をお迎えしご講演いただき、さらに素晴らしいことに8月にご着任されたばかりの名誉副会長 マーク・カウパース総領事もお迎え出来ました。大使のご講演では日蘭関係の方向性や将来についての示唆に富むご発言に感銘を受けました。ご講演の後は、総領事に乾杯のご発声をいただき、ソーシャルディスタンスをしっかり確保した静かなお食事が始まりました。お食事後のマスク着用の懇親は大変盛り上がり、楽しいひと時となりました。
日時:2021年8月22日(日) 17:00~18:00
場所:オンライン会議(Zoomミーティング)
テーマ:「こんなに違う!日蘭文化比較」
食文化とコーヒー、身長、価値観(安楽死・ドラッグ・LGBTQ)
日蘭学生会議との初めてのコラボレーション企画でした。オランダ グローニンゲン大学と大阪大学の学生が日蘭の文化比較のプレゼンテーションを行い、関西日蘭協会のメンバーの質問に回答する形式で会議が進みました。当初日本語での開催の予定でしたが、オランダの学生の英語の発表に合わせ、質問も英語になるなど予期せぬ展開になりました。それでも会員の皆様からは積極的にご発言いただき、和やかな雰囲気で若い世代のオランダと日本の学生との交流ができました。会員からは次回の開催を期待する声も上がりました。
日時:2021年6月16日(水) 16:00~16:45
場所:オンライン会議(Zoomウェビナー)
内容:総会決議報告/ミヘルス総領事のご挨拶・Q&Aタイム/福引抽選会
本年度は新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、総会を初めてオンラインで開催いたしました。2021年度の総会議案の議決ついては、事前に会員様に書面決議いただき、当日は決議報告を行う形式にいたしました。総会議案は全て正式に承認されました。総会にはヘラルド・ミヘルス総領事ご夫妻がご参加され、今夏、ご退任により日本を離れられる総領事にご挨拶いただきました。総領事へのQ&Aタイム、そしてスノーデン夫人のお話と和やかな時間が流れました。最後に2年ぶりの福引抽選会を行い、閉会となりました。
日時:2020年11月15日(日) 14:00~15:00
場所:オンライン会議 & 大阪ビジネスパーク(OBP)パナソニックタワー 3階
講師:大阪大学教授 圀府寺 司先生
テーマ:ファン・ゴッホとひまわり
新型コロナウイルス感染拡大が依然収束しない中、協会として初めてのオンライン例会を開催しました。今回はロンドンナショナルギャラリー展でとりわけ注目をあびているファン・ゴッホの「ひまわり」について、ファン・ゴッホ研究で世界的に著名な圀府寺先生にお話をいただきました。先生のファン・ゴッホ研究に基づいた様々な切り口からのご説明は、大変興味深いものでした。ミヘルス総領事からは、「今回はCOVID-19のためオンライン会議となりましたが、来年は直接お会いして交流を楽しめるよう願っています。」とお言葉をいただきました。
当協会は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年度の総会を中止し、代わって書面決議を実施しました。会員議決権総数180個に対し、会員の皆様から5月15日(金)必着にて、過半数を超える賛成票101個と委任状46個をご提出いただきました。その結果、2019年度事業報告・会計報告、2020年度事業計画・予算案及び役員案につき、全て原案通り承認されました。
~名誉副会長 ヘラルド・ミヘルス 在大阪オランダ王国総領事と坂本俊広会長からのメッセージ~
こちらをクリック
日時:2020年2月21日(金) 18:20~20:00
場所:パナソニック株式会社 本社ゲストホール
内容:ゲストホール見学と美術品鑑賞・懇親会
創立60周年を節目に、初めての試みとして平素よりご支援賜っている法人会員様を対象とした情報交換会を開催いたしました。ミヘルス総領事、オランダ経済・気候政策省 企業誘致局のヨルン様、山口様にもご参加いただきました。会場は、松下幸之助創業者をはじめ歴代の幹部が、オランダをはじめとする各国政府高官、また、フィリップス社などの企業幹部をお迎えしてきた迎賓施設で、展示している美術品の説明も交え、法人会員様同士の会話と交流をお楽しみいただきました。
日時:2019年10月16日(水),17日(木)
テーマ:日本初のオランダ貿易港“平戸”満喫の旅
訪問先:平戸オランダ商館、松浦史料博物館、平戸ザビエル記念教会、佐賀県立九州陶磁文化館 他
創立60周年記念旅行では、1609年オランダ船が入港しオランダ商館が設立され、日本で初めて日蘭貿易が始まった長崎県・平戸を訪れました。平戸オランダ商館やオランダに纏わる遺跡、そして平戸藩主・松浦(まつら)家の旧邸宅を利用した松浦史料博物館など、両館の館長であられる岡山館長と出口学芸員に丁寧にご説明いただき、平戸の日蘭交流の歴史、また松浦家に伝来した資料を通して、平戸のみならず国内・海外の歴史について見聞を深めました。また、平戸ザビエル記念教会では、信仰の歴史を感じ、美しい教会建築を愛でました。豊かな自然の中で、海の幸に舌鼓を打ち、平戸満喫の2日間でした。
日時:2019年9月25日(水) 15:15~19:00
場所:堀江オルゴール博物館、オランダ総領事公邸
内容:堀江オルゴール博物館・庭園見学、祝賀会
創立60周年記念行事として、ヘラルド・ミヘルス在大阪オランダ王国総領事に格別なご支援を賜り、総領事公邸にて祝賀会を開催いたしました。スノーデン夫人にはお手製のお料理やデザートをサーブしていただくなど、総領事ご夫妻の心のこもったおもてなしを受け、光栄で貴重な機会を得られたと皆、大感激の様子でした。堀江オルゴール博物館では、松浦理事長よりご挨拶いただき、見学ではオルゴールや珍しいピアノやバイオリンの自動演奏楽器の演奏が大変興味深く、博物館からの素晴らしい眺望と美しいお庭も拝見し、皆の心に残る素敵な一日となりました。
堀江オルゴール博物館より写真掲載の許可を得ています
日時:2019年5月29日(水) 17:00~19:50
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:元駐オランダ特命全権大使 肥塚 隆様
テーマ:オランダとその歴史
総会では2018年度事業報告・会計報告、2019年度事業計画・予算案・役員選任の審議・承認が行われました。また、創立60周年を迎えた今年度より満30年以上在籍の個人会員へ永年会員表彰を行うことになり、今回10名の方が受賞されました。講演会では肥塚元大使にご講演いただきました。懇親パーティーでは山本関西担当大使の祝辞、ミヘルス総領事の乾杯の後、会食、歓談、恒例の福引を楽しみました。
日時:2019年4月9日(火)講演 10:30~11:30/観賞 11:45~
場所:あべのハルカス会議室、大阪市立美術館
講師:大阪市立美術館 館長 篠 雅廣様
テーマ:フェルメール 新しい視覚世界
当時の日常生活を描いたフェルメールの作品には17世紀オランダ特有の歴史的な文脈が存在し、またレンズを通したような視覚技法が取り入れられているなど、篠館長の興味深いお話により、その後のフェルメール展の鑑賞がより楽しいものとなりました。
日時:2019年3月30日(土) 10:00~13:00
場所:パナソニックミュージアム、ホテルアゴーラ大阪守口
内容:創立60周年記念講話・ミュージアム見学
関西日蘭協会は1959年(昭和34年)3月に創立し、今年60周年を迎えました。その記念例会として、協会創立の発起人であり初代会長を務めた松下電器産業(現パナソニック)創業者 松下幸之助氏とパナソニック・オランダの関係について、パナソニック元社員 圓越浄様のお話とパナソニックミュージアムの見学を通じて振り返りました。昼食会で懇親を深めるとともに関西日蘭協会誕生に至る背景を再認識した有意義な例会となりました。
日時:2019年1月12日(土) 17:00~
場所:あべのハルカス会議室、あべのハルカス美術館
講師:あべのハルカス美術館 主任学芸員 藤村忠範様
テーマ:生誕120年 イスラエル博物館所蔵 ミラクル エッシャー展について
藤村様の解説でエッシャーが得意とする「だまし絵」をはじめ、エッシャー作品への理解を深めました。講演後は会員限定の特別鑑賞で、日本初公開の作品を含む約150点のエッシャーの作品をゆっくり鑑賞し、存分に楽しむことができました。
日時:2018年11月16日(金) 18:00~20:00
場所:大阪ビジネスパーク(OBP)パナソニックタワー 38階
講師:朝日新聞社 企画事業本部 大阪企画事業部 次長 森本俊司様
テーマ:ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年
ディック・ブルーナを取材してこられた森本様のお話では、ミッフィー(うさこちゃん、ナインチェ)の絵本のさらなる魅力に気づかされ、ブルーナがオランダでは優れた美術家として評価されていることに驚かされました。ブルーナとその作品の新たな側面を知ることができた有意義なご講演でした。森本様がご着用されていたミッフィーの紺のパーカーがとてもお似合いで印象的でした。
日時:2018年9月12日(水) 18:00~20:00
場所:大阪ビジネスパーク(OBP)パナソニックタワー 38階
講師:東京大学史料編纂所 准教授 松方冬子先生
テーマ:オランダ人あての朱印状をめぐって
1609年、徳川家康はオランダ人あて(宛名は、ちやくす・くるうんへいけJacques Groenewegen)に来航許可朱印状を発給しました。「この文書を、来航許可証としてだけでなく、オスマン帝国がヨーロッパ人に発給した「条約の書」(アブドナーメ、カピチュレーション)に類似する外国人に権利を与える文書としても見直したい。」と松方先生は語られました。当時の文書をスライドで拝見しながら、大変興味深いお話をお伺いしました。その後、石川関西担当大使の乾杯のご発声により懇親会が始まり楽しいひと時を過ごしました。
日時:2018年5月14日(月) 17:00~19:40
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:在大阪オランダ王国総領事 ヘラルド・ミヘルス様
テーマ:「Europe and Brexit: a personal view」
総会では2017年度事業報告・会計報告、2018年度事業計画・予算案・役員選任の審議・承認が行われました。講演会ではミヘルス総領事にご講演いただきました。懇親パーティーはミヘルス総領事の乾杯で始まり、会食・歓談の後、恒例の福引を楽しみました。
日時:2018年4月11日(水) 18:00~20:00
場所:大阪ビジネスパーク(OBP)パナソニックタワー 38階
講師:日本博物館シーボルトハウス館長 兼 ライデン日蘭協会会長 クリス・スヒールメイヤー様
テーマ:日本博物館シーボルトハウスの過去、現在、そして未来への活動
オランダ ライデンにあるシーボルトハウスは、シーボルトがオランダに持ち帰ったコレクションの展示に留まらず、オランダと日本の美術館、文化施設、大学との提携や毎年開催の「ジャパン・マーケット」などのイベントを通じて、現代日本の芸術、文化、生活をオランダに広める活動に努め、日蘭交流の大きな役割を担っていることがよく分かりました。
日時:2017年9月16日(土) 17:00~
場所:国立国際美術館
講師:国立国際美術館 主任研究員 安來正博(やすぎ まさひろ)様
テーマ:ブリューゲル「バベルの塔」展 解説と鑑賞
今回は、ミヘルス総領事ご夫妻、鈴木関西大使ご夫妻をはじめ、西日本オランダ人協会のオランダ人メンバーにも参加いただき、大変盛況な例会となりました。安來学芸員による「バベルの塔」展の解説の後は、より見どころを押さえた鑑賞ができ、ピーテル・ブリューゲル1世の最高傑作「バベルの塔」はもとより、ヒエロニムス・ボスの貴重な油絵など16世紀ネーデルラント美術を中心とした優れた作品を堪能することができました。
日時:2017年6月26日(月) 18:00~20:00
場所:大阪ビジネスパーク(OBP)パナソニックタワー 38階
講師:通訳・コーディネーター・ライター シャボットあかね様
テーマ:緩和ケアとしてのオランダの安楽死
「安楽死は死を選ぶのではなく、生きたい人が選ぶ道です。」第一声がオランダでの安楽死を象徴しており、安楽死があるからこそ、よりよく生きようという意欲につながること。家族と対話を持ち、寄り添う人がいる、決して孤独な死ではないという特徴をわかりやすく講演いただきました。その後、ハイス副総領事の乾杯のご発声で懇親会が始まりました。日蘭学生会議のメンバーもいつものように参加くださいました。
日時:2017年5月10日(水) 17:00~20:00
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:脚本家 高田宏治様
テーマ:小説「ひどらんげあ おたくさ」に込めた想い
総会では2016年度事業報告・会計報告、2017年度事業計画・予算案の審議・承認が行われました。講演会では脚本家の高田宏治様にご講演いただきました。懇親パーティーはウォルス総領事の乾杯で始まり、総領事夫人の音々様にも初めて当協会行事に参加いただきました。恒例の福引会も盛り上がりました。
日時:2017年2月14日(火) 15:00 ~17:15
場所:北浜フォーラム(講演会)/在大阪・神戸オランダ総領事館(懇親会)
講師:緒方洪庵記念財団 専務理事・事務長 川上潤様
テーマ:緒方洪庵、蘭方医と天然痘との闘い ~除痘館の活動~
幕末、日本に牛痘種痘法を伝え、天然痘から人々を救った緒方洪庵や蘭方医の苦労と普及活動について講演いただきました。懇親会は昨年北浜に移転されたオランダ総領事館で開催。ウォルス総領事よりご挨拶と総領事館メンバーの紹介、政府代表 鈴木関西担当大使から、乾杯の発声をいただきました。大学生7名も参加し和気あいあいとした懇親会でした。
日時:2016年10月17日(月) 18:00~20:00
場所:大阪ビジネスパーク パナソニックタワー 38階
講師:鹿児島大学 客員教授 兼 薩摩酒造株式会社 顧問 鮫島吉廣様
テーマ:オランダと焼酎
「オランダと焼酎」。 一見何のつながりもなさそうですが、実はジンの生まれたオランダ、そしてヨーロッパと薩摩焼酎とは色々なかかわりがあったという興味深いお話をご講演いただきました。また、薩摩酒造様のご厚意により、市場では買うことのできない本格焼酎「神の河Black」をおすすめの「おいしい飲み方」で試飲、さらにはお土産付きという盛りだくさんで楽しい会となりました。
日時:2016年6月15日(水) 17:00~20:00
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:駐日オランダ王国特命全権大使 アルト・ヤコビ閣下
テーマ:The EU and its challenge
総会では2015年度事業報告・会計報告、2016年度事業計画・予算案、役員選任とホームページ設置の審議・承認が行われました。講演会ではヤコビ大使にご講演いただきました。懇親パーティーはウォルス総領事の乾杯で始まり、企業誘致局カイパース駐日代表のご挨拶の後、恒例の福引会で盛り上がりました。
日時:2016年6月7日(火) 18:00~20:00
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:細胞専門医 マティルダ・ブーン先生
テーマ:フォン・シーボルトと顕微鏡の技術
2016年はシーボルト生誕220年の年であり、シーボルトの研究で有名なオランダ・ライデンのブーン先生に講演いただきました。今回、日本臨床細胞学会大府支部会との共催により、医師、医療関係者との交流も図ることが出来ました。
日時:2016年3月7日(月) 18:00~20:00
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:オランダ王国総領事館 副領事 ハイス・ヴァン・スカイク様
テーマ:オランダのゲーム業界について
オランダではビデオゲームを単なる娯楽としてではなく、心身の健康増進や治療、また医者が手術の腕を磨く方法としても活用されつつあるなど、オランダのビデオゲーム業界の状況を映像も交えながらお話いただきました。
日時:2015年11月17日(火) 14:00~16:00
場所:大阪ビジネスパーク パナソニックタワー 3階・38階
講師:ハイネケン・キリン株式会社 営業部長 松本克彦様
テーマ:オランダ発祥世界No.1プレミアムブランド"ハイネケン"の魅力
マータイン社長のご挨拶に続き、アムステルダム発祥のハイネケンの歴史、全世界192カ国で愛されるハイネケンの魅力や品質・マーケティングに関する一環したポリシーをCM映像も交えながら伺いました。ハイネケンを飲みながらの懇親会、お土産もあってハイネケンを存分に楽しんだ一日でした。
日時:2015年8月20日(木) 14:00~16:15
場所:グランフロント大阪 南館24階、パナソニックセンター大阪
講師:Kinuko ヒンダローペンスタジオ主宰 永江絹子様
テーマ:オランダの伝統装飾技法「ヒンダローペン」の体験(ワークショップ)
永江先生のご指導のもと、大人も子供も「ヒンダローペン」に時間も忘れて熱心に取り組みました。力作のペントレーは、お土産のオランダワッフルとともに持ち帰りました。ワークショップの後はパナソニックのショールームを見学、夏の楽しい思い出となりました。
日時:2015年5月25日(月) 17:00~20:30
場所:中央電気倶楽部 5階
講師:長崎県アドバイザー 本馬貞夫様
テーマ:出島オランダ商館における日蘭交流 -オランダ通詞、長崎遊学者そして丸山遊女-
総会では2014年度事業報告・会計報告、2015年度事業計画・予算案と役員選任の審議・承認が行われました。講演会では本馬様にご講演いただき、その後、三輪関西大使のご挨拶、ウォルス総領事の乾杯で懇親パーティーが始まり、恒例の福引会をお楽しみいただきました。